館林記念病院 検査のご案内

MRI検査のご案内

2019年10月01日より、
超電導MRI装置SIEMENS社製「MAGNETOM Essenza Evo」1.5T(テスラ)
を導入しました。
当院では「おもてなし」のMRIを提供いたします。

MRIとは磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略称です。
強い磁気と電波を利用して頭部、脊椎、関節など人体の様々な部位を任意の断面で撮像することができます。
なお、MRIは放射線科で検査していますが、X線を使用していません。
何度検査していただいても、人体に影響の少ない安全な検査です。
この装置は、ガントリーの長さが147cmと短く、体の全身がすっぽりと入ってしまうことが少ないため明るさも確保され、閉所が苦手な方でも比較的閉塞感が少なく検査が行えます。また、高い磁場均一性を確保しながら優れた高画質画像を投影できます。患者さまにとてもやさしいMRI装置です。

MRI室の入り口の扉は、温かい雰囲気を感じて頂けるよう木目調をあしらっています。
今までのMRI室や検査室とは異なった落ち着ける空間になっています。
お着替えいただく検査着の方も、今まで検査着より厚手のものをご用意いたしております。
MRIの検査時間を安らぎの時間となりますように取り組んでまいります。
館林記念病院のMRI室へ、ぜひお越しください。
お待ちしております。

大腸CT検査のご案内

当院では、大腸の新しい検査方法として、
大腸CT検査「CTcolonography(CTC)」を提供しています。

【大腸CT検査とは? 】

大腸を炭酸ガスで膨らませることによって、CT装置で腹部全体を2体位撮影し、画像解析装置を用いて大腸の3次元画像を作ることにより診断を行います。
炭酸ガスは体内に吸収されやすく苦痛の少ない検査が行えます。

【便潜血検査が陽性の方へ】

早期発見のために、大腸内視鏡検査・大腸CT検査をご案内します。

【患者さまの声】

検査中の痛みがなくて楽だった。
検査時間が短くて良かった。
内視鏡検査の時は下剤の量が多かったけど、大腸CTは下剤の量が少なくて良かった。

検査の流れ

  • 1【前処置】

    検査前日の検査食を食べて頂きます。
  • 2【来院 検査当日】

    問診や便の状態の確認をします。
  • 3【鎮けい剤注射】

    腸のの動きを抑えるためのお薬を注射します。
  • 4【検査】

    炭酸ガスを注入し、2回撮影を行います。
    ※所要時間15分程度です。
  • 5【結果説明】

    後日、画像処理した検査画像をもとに結果説明を致します。

【長所】

  • ・一般的に内視鏡治療が必要な6ミリ以上の隆起性病変の多くは検出できる。
  • ・短時間の検査(15~20分)が行える。
  • ・内視鏡より痛みなどの苦痛が少ない。
  • ・大腸穿孔のリスクが内視鏡と比べ低い。
  • ・大腸のひだの裏側も観察可能である。
  • ・大腸全体の形や他臓器の情報も得られる。
  • ・内視鏡が挿入困難でも検査可能である。

【短所】

  • ・表面型病変や5ミリ以下のポリープの検出は内視鏡検査より劣る。
  • ・生検、ポリープ切除を行う場合は再度内視鏡を行う必要がある
  • ・CTによる被ばくがある
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